2016年11月25日金曜日

外伝あとがき

長い駄文を最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
この小説は、元々第二部で終了予定
だったのですが、どうしても書きたく
なってしまったので、本日一気に
書き上げた次第です。
一人称の違いの通り、第一部と第二部
とは別の人物です。

モデルとなった人物は、「ダイの大冒険」で
例えると、ポップのような存在です。
ポップの初期の頃の弱い部分を、少し怒り
やすい所がある、少しやりにくい所が
ある、という感じにおきかえると過去の彼です。
その後の大成長っぷりも含めて。

昔から彼の事を知っている私は、
数ヶ月振りにクラチャで再会した時、
言葉使いひとつで確信しました。
とんでもなく成長している、と。

実際に数ヶ月一緒にクラクラをして、
肌で感じ、人の成長する事の凄さ、
楽しさを感じ、それがクラクラに
よってできた事が、凄いなと思いました。

正直、見る人が見たらモデルがバレバレ
なので、若干恥ずかしいですが、
どうしても書きたくなってしまったので(^_^;)
(ちなみに、モデルにする事も伝えておりません)

ここまで読んでくださって
ありがとうございました。
最後に、最高の漢になった彼に一言だけ
「さよならは言いません。また、いつの日か。」


リアル

リアルは、大事にしている方だと思っていた。
誰かと会う時、予定がある時は、俺は
クラクラにINする事はない。

しかし、第三者から見たら、そうでも
なかったようで・・・いろいろと指摘を受ける。
上手くリアルとクラクラのバランスを
取って、どちらもいい具合に楽しんで
いたつもりが、そのバランスが
判らなくなってしまった。

リアルとクラクラだと、厳密に言えば
リアルの方が大事で、そうはいっても
今のクランもクラクラも大好きである。

いろんな方に相談して、最終的に
休憩という形をとる。
最高のクランと最高のメンバーに
挨拶とお礼をすませて、旅立つ。
行ってきます(^^ゝ


窮地

俺の予想通り、最高に楽しめるクランに
なってはいたが、俺自身のリアルが
なかなか落ち着かず、INしたいけど
INできないもどかしい日々が続く。

そんな時、クランの中心になっていた
サブリーダーが脱退、それに伴って
他のメンバーも脱退して、人数が
急激に減ってしまう。

今、俺にできる事は何だろうか?
プロさんについていくと決めたので、
過去の経験を活かして、メンバーを
勧誘し、クランを全力で支えて、
プロさんに少しでも恩返しをしたい。
そこに、役職のありなしは一切関係ない。
俺は、俺に出来る事をしよう。

リアルも落ち着いてきたので、
メンバーをグロチャで集め、人数が
揃って来た事で、少しずつ持ち直してきた。
自分の行動がはっきりと成果に表れて、
とても嬉しかった。
気が付けば、サブリーダーになっていた。
前からいる方に申し訳ないと辞退したが、
クランにいる年数等は関係ないと、
やや強引に言われたので、引き受ける
事にした。

今は本当にクラクラが楽しくて仕方がない。
これからも、全力で何でもやっていこう。

誘い

DMの差出人は、初代リーダーの、プロさん。
内容は、新しくクランを作っているから、
遊びにうちに来ないか?という誘いだった。

今まさにクラクラを消そうとした事はもちろん
黙っておき、今旅人なので今度遊びに行きます!
と動揺しながら返信する。

プロさん、戻って来ないからもうクラクラを
辞めたのかと思ってたら・・・
クランを確認すると、過去に共に戦った
仲間の名前も何人かある。

わくわくしながら、申請を送る。
またあの頃のように、楽しめるかもしれない。
何より、一番お世話になったプロさんと
もう一度クラクラが出来るのが嬉しい。

アンインストール寸前

リーダーも慣れてきた頃、突然訪れるリアルの忙しさ。
俺もリアルが落ち着かなくなってしまい、クラクラを
起動する回数、IN率の低下は避けられなかった。

そこに追い打ちをかけるように、支えてくれていた
相棒が脱退。俺のクラクラに対するモチベーション
は過去最高に下がり、限界を感じたので
リーダーとクランを脱退する。

もう辞めようかな、と思ってアンインストール
ボタンを押そうとした時、twitterの通知が
入る。DMだった。

「うちに、来ないか。」

相棒

日々、本部から指示が来るたびに、ここは
こうします等のやりとりをずっと繰り返すと、
「勝手にしろ。」と告げられる。
そんな時、助けてくれたのは相棒だった。

前から仲は良かったが、改めて本格的な
クランの運営を協力して、一緒に行っていく
のは初めて。その時ふと思い出したのは、
初代リーダーが大事にしていた、人と人の
繋がり。これを根っこに持って、相棒と共に
クラン運営を取り組んでいく。

まずは人を集める事から始める。なかなか
最初の内は上手く行かなかったが、段々
コツもわかってきて、グロチャでの勧誘
も、成功する事が増えてくる。

対戦等は、LINEも駆使して相棒と連携を
取り、勝率も上がっていく。
クランのみんなも、対戦の連携が強く
なっていき、パーフェクトを取った時は
滅茶苦茶嬉しかった。


新リーダー

「アオン」のクランが2代目リーダーに
なって数ヶ月、俺はそれなりにクラクラを
楽しんでいたが、以前のような最高な
楽しさは、なかなか得られなかった。

そんな中、2代目リーダーが急に辞める
話になって、3代目をどうするかの話になった。
俺は、みんなの戻ってくる場所を残す為、
3代目の「アオン」リーダーになる事を決める。

それにしても、本部の指示が多すぎて、
言い方もここをこうしろ的なものばっかり。
俺がリーダーとしてこうしたいと言うと、
「初代の時代にそれをやっていたよね、
だけど失敗したよね。だからそれはダメ。」
と言われる状態。

「俺がいなくなっても大丈夫なクランを作れ。」
「俺が中心のクランを作るな。」
とか、???な発言もあった。それだと、
俺がリーダーやってる意味がないよな、
と思いつつ、これからどうするか考える。

決意

すっかり今のクランが気に入った俺は、
心の底からクラクラを楽しんでいた。
しかし、それは永遠には続かない事を知る。

俺の尊敬していたリーダーが別の人に交代。
しかも、その後突然の脱退。クラクラを
通して人間的にも成長させてくれた彼の
脱退は、あまりにもショックが大きかった。

理由をいろんな人に聞いてもわからず、
その間にも「アローダンプ」のメンバーも
「アオン」のメンバーも何人か脱退。

俺はTH9だったので、今までの流れだと
「アローダンプ」に行く事になるが、
クランの行き先はTHで決めるもの
ではなく、自分で選べるようにしましょう
と提案、「アオン」に残る事にする。

みんなの戻って来る所は「アオン」
俺の好きな所も「アオン」
ここを守って、みんなの帰りを待とう。

TH8の楽しみ

俺の入っているクランは、ガチクランじゃ
ないんだけど、対戦がそこそこ強い。
TH8のメンバーが多くて、ホグラッシュが
主な戦術になっているからだ。

俺もホグラッシュを丁寧に教えてもらい、同格の
相手から全壊をそこそこ取れるようになってきた。
これが楽しくて仕方がない。

前にいたクランでは想像もつかないくらい、
対戦もチャットも楽しい。クラクラって、
こんなに楽しかったのか。

来た時にメンドイと思ってたルールが、
何の為にあるかも段々わかってきた。
時は流れ、俺は長老になり、そのルールを
新規の人に教える側になっていた。

名前と器

それにしても、リーダーの名前の呼ばれ方
が不思議でしょうがない。
英字の名前なんだけど、あきらかに
どう読んでも読めない呼ばれ方をしてるw

しかも、俺が呼ばれたら絶対嫌な奴w
断固拒否するレベルw
でもよく考えたら、それだけ心が広いってことか。

確かに、俺がたまに切れてチャットで喧嘩してる
時も、間に入ってなんだかんだで治めてくれる。
それでイライラが完全に消える訳じゃないん
だけど、もう切れてもしょうがないなって
感じになる。不思議だ。

対戦で失敗した時も、優しく的確にアドバイス
してくれる。それも、何度同じ失敗しても
決して怒らず、何度も教えてくれる。

俺は、リーダーの器の大きさを少し感じて、
あまり迷惑はかけたくないなと思い、
感情的にチャットを書く事を少しだけ辞める。

もうひとりの幕開き

暇つぶし程度に始めたクラクラ。
クランも特に深く考えず、パッと決める。
入った途端、長い長いルール説明が
チャットに流れてくる。

うざい、メンドイ、そして長い。
twitterやblogで有名な所だか何だか
知らないが、こんなに細かくルールが
あるのか。まいったな。

そうはいっても、他に行く所もないし、
それなりにやってみるか。
この選択が、俺のクラクラの認識を
根本から変えた。